今後も生き残れる映像クリエイターに必要なスキル一覧

ナイトウです。
今回は、フリーの映像クリエイターが今後生き残っていくために必要なスキルを考えてまとめてみました。技術的な話題にはあまり触れていませんが、インターネットを活用した映像を作るなら必要最低限のスキルだと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

映像制作スキル

映像クリエイターなので、当たり前のスキルですね。
どういう映像を作るのか?によって求められるスキルは変わってきます。映像1本まるまる作れる方が仕事の幅も広がります。
実際に仕事をする場合は、「どのジャンルに特化するか?」が重要になってきますが、まず技術的には

  • 撮影スキル
  • 編集スキル
  • CGアニメーション製作スキル
  • 音響スキル
  • 構成スキル
  • ディレクションスキル

あたりは最低限持っておくとよいでしょう。

 

撮影・編集スキル

撮影、編集ができれば、ちょっとした映像を作ることはできるようになります。
以前と異なり撮影は機材によって大きく進歩しています。専門のカメラマンを目指すのであれば、撮影技術は必要になりますが、
綺麗な映像を作るだけであれば、機材をきちんと揃えておけば、かなりよいものは撮れます。
編集スキルも同様に、ソフトウェアも進歩しているので、編集の考え方をきちんと持っておくことが大事です。

<参考リンク>
映像制作の基本とコツに関しては「PIMOPIC」がわかりやすく解説しています。

PIMOPIC

映像制作の基本とコツを解説しているPIMOPIC

 

CG・アニメーション制作スキル

CGやアニメーションを作れるなら、アドバンテージはかなりでてきます。
それこそAfterEffects(以下AE)を最低限触れてちょっとしたものが作れるだけでも違います。早い段階からAEに限らず、CGやアニメーションが作れるツールを使いこなせるようにしておくとよいでしょう。
それは3Dでも同じです。

<参考リンク>
初心者がAfterEffectsを使えるようになるために必要な5つのステップ(準備中)

 

音響スキル

音響関係の知識や技術的な部分で言えば、「音がわからない映像クリエイターは現場で馬鹿にされる」と言われるくらい知っておいて損はないです。
映像において音響ほど重要な要素はないですし、少人数の製作が増えてきた昨今であれば、「映像は綺麗なのに、音はひどい」なんていう状態はクオリティに大きな影響を及ぼすので、最低限の音響知識は持っておいたほうが良いところです。

<参考リンク>
ゼロから音響スキルを学ぶ時に役立つサイト・情報一覧(準備中)

 

構成スキル

構成に関しても、「映像は広告」という記事でも触れましたが、広告なので設計指針として明確に持っておく必要があります。構成は広告における設計の考え方が大きく反映されるパートですから、映像クリエイターが構成できないということは、広告としての設計ができないということになるので、こちらも一人でやっていくのであれば、必須です。

<参考リンク>
映像の構成を考える時に押さえておきたい流れ(準備中)

 

ディレクションスキル

何をどこまでディレクションするのか?にもよりますが、現場をうまく指揮したり、映像全体のクオリティ担保するための「見る目」は必須です。
映像ほど客観的な視点が必要な仕事はないので、急がないにしても、後々は身につけておくほうがよいと思います。

<参考リンク>
ディレクションするときに必要になる知識と注意点(準備中)

 

映像の原則と人間心理・認識の仕組み

僕が仮に後輩に映像を学ぶにはどんな書籍がオススメですか?と問われたら
真っ先にガンダムの監督である冨野さんの著書「映像の原則」をオススメします。

[amazonjs asin=”4873767369″ locale=”JP” title=”映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)”] 理由はシンプルで、映像をそぎ落として行き着いた先がアニメだと考えるからです。
アニメ、というとバカにするかもしれません。
しかし、アニメという映像に詰め込まれている技術の結晶は先人たちが残していったかけがえのない財産です。

今回紹介した書籍である「映像の原則」は別にアニメに特化されて書かれた話題でもないのですが、リミテッドアニメーションの歴史や記号だけでつながりを認識させるアニメの技術力・ノウハウの高さに映像を作る人への大きなヒントが隠されています。
アニメを理解すれば、僕は映像への理解は飛躍的に向上すると考えていますし、アニメがある意味そぎ落とした先にある映像だと思っています。

例えば、アニメーション設計においてもディズニーの12のルール「キャラクターに命を吹き込む12の法則」も活用することができます。

そういう意味で、「映像の原則」に書かれた話題はどんな映像にも使えます。「映像の原則」で書かれていることはシンプルで、見ている視聴者に対する「思いやり」です。間違った認識をさせない、見ている人が負担にならないための配慮を映像の中でどう行うとよいのか?という部分を淡々と触れているので、まだ読んだことがなければ、ぜひ手に取っていただきたい書籍です。

そして、「映像の原則」を知った上で、人間心理や認識の仕組みについてきちんと理解しておく必要があります。

映像も見る相手は人間です。機械ではないので、何を見てどんな風に感じ、伝わっていくのか?は僕ら映像を作る側の人間がきちんと理解しておく必要があると思うのです。
たとえば、図1を見てください。

この図には円が3つ書かれていますが、この図に三角がないといっても人は三角を認識してしまうのです。

triagnle

図1.見え方

 

他にも図2の動画を見てください。

これも同じです。
ただ二人の女の子が走っているだけですが、ずっと見ていると片方が追っていて、もう片方が追われているように見えてくるはずです。
このように、どんな風にものを配置し、つなげるか?で人の認識は明確な方向性を持つのです。
それらを意図的につくりだすのが僕ら映像クリエイターですから、人間心理についても、認識の仕組みについても適切な知識を持って設計する必要があります。
それこそ、カラーグレーディング一つ取っても同じです。色と人間心理は深い関係にあります。

映像の一番の強みは、サブリミナルの潜在意識への刷り込みですから、
表面的な表現だけではなく、本質的な部分も含めて取り組みたいものです。

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デザインスキル

映像クリエイターにおいて、デザインスキルが不要だと感じている人も多いのですが、それは完全に間違いです。なぜなら映像もデザインの一種だからです。
そもそもデザインとは「問題を解決するための手段」です。
「デザイン」=「Design」=「設計」ですね。
一般的に、外来語の「デザイン」と英語にした「Design」と日本語の「設計」は多くの場合、違うニュアンスで認識されています。
実際にwikipediaで検索しても似たようなことが書かれています。

デザイン(英語:design)とは設計のことだが、(日本語に限らず)「意匠デザイン」(他に「造形デザイン」など)の意味で単にデザインの語が使われていることも大変多く、デザインすなわち意匠のことだと思われていることも非常に多い。

とはいえ、一般的なニュアンスの違いはあるにしても、やはりデザインはどこまでいっても
「問題を解決するための手段」であり、「設計」なのです。アートとは違います。

これらが一般的にはそれが視覚的要素における印象になっていたりするのは、
外来語の「デザイン」という言葉の定義がすごく曖昧なものになっているのが、大きな問題でしょう。

しかし、デザインの具体例の一つに映像がある、という理解が僕は本来だと考えています。
ですので、ここでいう「デザインスキル」という名称もやや微妙なのですが(苦笑)、止まっているデザイン、それこそ「ポスター」「本の表紙」「WEBデザイン」などもある程度わかった上で、映像が作れなければ、後々弊害が起きています。
だからこそ、映像を動いているデザインと考えれば、認識も変わるはずです。

先ほど取り上げた人間の認識の仕組みも、デザインの分野で大きく取り上げられますし、
その止まったデザインができれば、動くデザインのクオリティもより高くなるものです。
タイポグラフィ、レイアウト、カラーなどなど、映像クリエイターも関係する要素は盛りだくさんです。
ぜひ、身近な止まっているデザインができるようにしておきましょう。

<参考リンク>
ノンデザイナーが最低限のデザインスキルを持つときに必要になる情報一覧(準備中)

マーケティングスキル

ここでは、マーケティングスキルについて触れていきます。
マーケティングが絡む話題がいくつかありますので、それぞれ概要的にですが、取り上げます。

SEO(検索エンジン最適化)の仕組み

やはりインターネットといえば、検索がもともとの仕組みの大きな基盤を築いています。
その検索エンジンの仕組みを正しく理解することで、インターネット上で、どのように人が流れているのか?どういうニーズが求められているのか?を把握することができます。
「SEO」というと検索エンジン最適化(Search Engine Optimazation)の略なのは周知の事実ですが、ここで大事にしておきたいのは、インターネットを利用するユーザーとその関係性です。
ここで伝えたいことは「google の検索エンジンやyahoo!の検索エンジンに対するサイトの最適化がわかっていればそれでよい」という表面的な話ではありません。

検索エンジンはあくまで機械ですから、いつアルゴリズムが変わるか、わかりません。
そんな一時的なものではなく、インターネットを使っているユーザーの心理やニーズをどう汲み取りSEOが成り立っているのか?を把握できれば、自ずとインターネットの仕組みそのものの理解も進み、時代に関係しない対応力が身につきます。

その辺りを理解するために、様々なツールが無料が公開されています。
以下少しだけ紹介しておきます。

など。

インターネットを活用する場合はこういう無料のツールをきちんと利用していくとよいでしょう。
これらを理解することができれば、今話題のオウンドメディア(自社メディア)はもちろん、youtubeのアクセス、ブログでの集客にも役立ちます。
各SNSとの関係性もわかってきますし、どのSNSにはどんなユーザーが多いのか?という傾向も見えてきます。

本当に大事なのはSEOではなく、インターネットを使っているユーザーをきちんと見ることです。
ユーザーがどんなことに悩み、問題を解決したいのか?どんな記事を求めているのか?に
きちんとフォーカスすれば、自ずと求められるものが見えてきます。

<参考リンク>
SEOで成果を出すために必要な知識と実践方法の全て
「SEO」についてはバズ部が素晴らしい記事を書かれていますので、参考にしてみてください。

【特集】オウンドメディアのプロに話をきいてみた(準備中)

 

DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)

通販用などに使われているマーケティング手法です。インターネットを使った映像広告を作っていくことを考えるなら、まずDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)は必ず知っておいてください。
これを知らなければ、もう何も始まらないといっても過言ではありません。
ここでは詳しくは触れませんが、DRMとは文字通り直接(Direct)反応(Response)を見ながら、ニーズを探っていく(Marketing)ことです。直接反応を見ながらニーズにあったものを提供していくスタイルを取るマーケティング手法ですので、一般的な売上よりも効果的に数字を上げることができます。
なぜなら、お客さんが欲しいものを丁寧に聞いて、それを差し出すわけですから・・・。

一般的にDRMは「集客」「教育」「販売」という3つのステップから成り立っており、そのそれぞれをパートを丁寧にやっていくことが重要です。その中でも一番のキモになるパートは「教育(価値観の共有)」です。
実際に、何かモノを販売するにあたって、「価値を理解してもらうこと」が大きなポイントです。

例えば、「松ぼっくりが売れる」ということを知ってる人と知らない人では大きな違いがあります。
「50個入りでパッケージすれば、1ヶ月に10個以上売れる」という事実を知っている人にとっては
落ちている松ぼっくりにも値段が付き、売れると判断し、価値を見出しますが
「松ぼっくりは売れないモノ」と考えていれば、価値は見出せません。

調べると「松ぼっくり」はamazonでそこそこ売れてる

「松ぼっくり」で調べるとamazonでも並んでいる

matu_amazon

実際にそこそこの数が出ている

このように、DRMの「教育」では、ある事実を知っている、販売者と近い価値観を持っているか?を
丁寧にやっていくことで、購入するかどうか?の判断基準を大きく持ち上げることができます。

それゆえ、「効率良く売るための手法」として認識されていたりします。
しかし、正しく使いこなしていないと、「売上だけが極端に上がる詐欺まがいなこと」が平気で起きるので、DRMを使う場合はある程度、知識と経験が求められます。
一般的に、DRMはネットビジネス業界でよく使われる手法です。ネットビジネスは怪しい、胡散臭いというイメージは次の項目で触れる「コピーライティング」と「DRM」の組み合わせ方が大きく乖離していることが大きく影響していて、提供側が「適切に使えている人がいない」か、「知ってて売上上がるからそれでもいいと考えている」かのどちらかが半数以上占めているからでしょう。

適切に使いさえすれば、これほど効率のよいマーケティング手法はありません。
ちなみにこのDRMはBenesseやドモホルンリンクルなどの大手企業も採用しています。実店舗と組み合わせると大きな成果を出すことが可能で、経営が落ち込んでいた店舗をV字回復させたという例はよくあります。

「クリエイターだし販売は関係ない、興味ない」というのではなく、マーケティングの手法として基礎知識として入れておいて全く損はないでしょう。

<参考リンク>
ダイレクトレスポンスマーケティングの神様 ダン・ケネディ 日本オフィシャルブログ

【特集】日本で唯一真っ当なDRMを使いこなすのプロに聞いてみた(準備中)

 

コピーライティング

「コピーライティング」と聞くと馴染みがないかもしれません。
コピーというと、キャッチコピーとか、セールスコピーとかのコピー(文言)だったりするわけですが、映像クリエイターにそんなものは関係するのか?と疑問に思うかもしれません。

大ありです。

コピーライティングというのは、根本は人間理解です。
読んでくれる人の立場、気持ちになって、刺さる言葉を紡ぐ者がコピーライターです。
ですので、広告であれば、広告を読む人の立場に立って言葉を選ぶことができなければ、何にも響かない言葉の羅列ができてしまうのです。

そもそも映像は、広告を見る人を反応させ、行動してもらうために見せるものです。
つまり、表現方法が、文章なのか?それとも視覚的に表現するのか?の違いだけで、コピーライターとなんら変わりありません。

根底にあるのは人間理解です。
つまり、見てもらうお客さんを誰よりも理解し、その人たちが響く言葉、映像を見せなければ、意味のないものができてしまいます。

copywriter

人間理解と構成と表現

たとえば、「スマホ」をおじいちゃんおばぁちゃん世代に売りたいと思ったときに、どんな言葉を紡げば興味を引いてもらえるか?を考えたとしましょう。

「安い?」
「簡単?」
「文字が大きい?」

確かにそういう要素もあるでしょう。使う相手はおじいちゃんおばぁちゃんだったりするわけです。
でも、彼らが興味を引くのは「孫といつでも連絡できる」というキーワードです。
(もちろん、中にはそうじゃないかもしれませんが、一般的にはそういう層の方が多いでしょう)
こーいうキーワードは、相手の立場にわかっていなければ、使うことはできないのです。

今回は、ざっくり極端な例を出しましたが、相手の立場に立って言葉を紡ぐことができなければ、コピーを書くことはできません。
そこを文章にするのか?視覚的な表現にするのか?を考えるのが、映像クリエイターの腕の見せ所です。
映像は広告ですから、広告コピーも書けないような映像クリエイターでは反応が取れる映像を作ることは難しいでしょう。

コピーライティングを勉強したことがあれば、その構成は概ね決まっていることを知っているはずです。同様に、宣伝広告映像であればあるほど、その構成も概ね定まってきます。それはたとえば、セールスレターで言えば、AIDMAの法則やPASONAの法則といわれるものです。もちろん、広告映像では広告映像の構成があるので、まずはその基本を押さえつつ、相手のためのコピーが書けるスキルが映像クリエイターにも必要です。

映像にもテロップが入りますから・・・。

<参考リンク>
【特集】クリエイターは必須!?人間理解を極めたコミュニケーションのプロにコピーライティングの極意を聞いてみた(準備中)

 

広告運用

広告運用とは?と疑問に思うかもしれません。
ここでいう広告運用とは、インターネットで出せる広告を予算を使って運用することを指します。
具体的には、facebookやtwitter、youtubeなど、動画を扱える広告です。これらを予算を使って出稿することで、意図的にお客さんのフィールドに表示し商品に興味をもっていただくための仕組みが存在するので、それをクライアントの代わりに行うことを指しています。
映像クリエイターが広告運用?と思うかもしれませんが、最低限の知識・経験として持っておく必要のあるスキルの1つです。

インターネットを主戦場にする以上、その広告がどうなっているのか?を知らないとそもそも映像クリエイターとしては大きな問題です。

広告を作っている本人が、実際の広告の出され方を知らないというのは、おかしな話だと思いませんか?

仕事で実際に広告運用までするかどうかは別にして、最低限の知識と経験は持っておく方が作る映像の質を改善できるよいきっかけにもなります。
また実際、広告運用まで仕事としてカバーすることができれば、それはかなり強いクリエイターになれます。

なぜなら、インターネットの広告は全て数字としてデータが残るからです。

analytics

google analyticsのサイトアクセス画面

オフラインの世界(たとえば、看板やチラシなど)ではなかなか数値化することができなかった広告の結果をインターネットではすぐに見える化することができます。どれくらいのユーザーが閲覧して、どれくらいが去って行ったのか?、どれくらいの時間まで見られて、購入に至ったのか?その全てを見ることができるのです。

それらのデータがあれば、僕らは次どうすればよいか?がわかるのです。
もちろん、「データが全て」とは考えていませんが、「なんとなく作っていたもので、クライアントは喜んでくれたけど、実際のエンドユーザーの反応がわからない」なんていうこともインターネットでは見えてくるので、広告運用スキルまで身につけると次の映像クリエイターは間違いなく重宝されます。

<参考リンク>
クリエイターが広告運用するために、まず知っておきたい広告運用基礎知識(準備中)

 

エンジニア思考

最後にエンジニア思考です。
このエンジニア思考というのは

  • 「リスク管理」
  • 「データ管理」
  • 「スケジュール管理」
  • 「不具合管理」
  • 「要件管理」

など様々な分野で能力を発揮することができます。
もともと僕がエンジニアだったから、という要素も大きいのですが、クリエイターは感覚的に作る仕事、みたいなニュアンスが多くあるような気がします。

しかし、このサイトでもよく出しますが、
「映像は広告」です。
それが、どんな要素(エンタメ、インフォメーション、コンテンツ)の割合でできているかは
ジャンルによって異なりますが、広告である以上は明確な目的が存在します。

そして、その目的を達成するための手段として「映像」があるのです。

そこで大事になってくるのが、エンジニア思考です。
エンジニアは基本的には問題を解決するための論理的思考を身につけています。

どうすれば、この問題を解決することができるのか?
これらを具体と抽象を行き来しつつ、解決することができます。
ただ技術力のある、プログラミングのできる、機械設計ができる人たちがエンジニアではないのです。

僕が過去に所属していた会社では、難しい問題をも、見事に解決するプロフェッショナルばかりでそこから学んだことは数多くあります。

その中に、事前に書いた

  • 「リスク管理」
  • 「データ管理」
  • 「スケジュール管理」
  • 「不具合管理」
  • 「要件管理」

という最低でも5つは押さえておきたいスキルがあるので、是非このスキルを映像クリエイターも身につけたほうが、間違いなく素晴らしい映像を作ることができます。

エンジニア思考に関しては、「映像クリエイターが身につけておきたいエンジニア思考」で取り上げるので、是非読んでみてください。

<参考リンク>
クリエイターが身につけておきたいエンジニア思考(準備中)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
技術的なポイント以外にインターネットを活用した映像を作るために必要なスキル一覧を記載してみました。これ全部、映像クリエイターが必要なの?と思うかもしれません。
マーケッターの仕事じゃね?と感じたかもしれません。
僕もフリーランスになる前にはそんなことを感じていました。しかし、少人数で映像を作れる時代になったからこそ、マーケティング領域まで足を踏み込めるクリエイターはかなり強いのです。
ただの映像製作代行になるのであれば、マーケティングの知識は不要かもしれません。
しかし、問題解決をするための広告としての映像だからこそ、是非、そこまで足を踏み入れてください。
きっとより深いレベルで映像と向き合えるはずです。

今後、映像製作ですら、機械で作れる時代が来るかもしれないのですから…。

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