ナイトウです。
こんにちは。
前回、無意識にやっている
呼吸から正していきましょう
という話をしましたね。
お金に限らず、
良い循環を生み出すには、
無意識のレベルで
やっていることを
自分が得たい結果になるような
原因にして行く必要があります。
今望んでいない現実(結果)は
過去の原因で作られています。
しかし、こんなことを言っても、
疑問に思うかもしれません。
特にお金に関して言えば。
「ひたすら与えたって、お金が入ってくる気はしない」
「与えてきたけど、別に裕福ではない」
まぁこういう風に感じてしまう人は、
まだ無意識で共有できていないのかもしれません。
と言ってしまうと、元も子もないですから、
仮に無意識レベルでできていたとしましょう。
無意識レベルで与えることができていれば、
僕は自然にいろんなものが共有されると
考えていますが、
やはり、それでも今の資本主義では、
ややお金を受け取りづらい状況にあるなぁ、
と思うのも事実です。
これは僕の理解がその程度である、
という前提に基づきますが、
僕の理解がある程度、適切であれば、
人類全員が、
「無意識レベルで共有する」
という発想にならない限りは、
ちょっとした「きっかけ」がある方が
うまく流れる、と考えています。
与える、共有する
そういうことを
やっていると、
お金は入ってこないかもしれませんが、
その代わりに「信頼」というものが
手に入ります。
それは人によって
大小変わってしまうので、
Aさんからは、大きな信頼を得るかもしれませんが
Bさんからは、ささやかな信頼かもしれません。
あるいは感謝の気持ちとして、
手紙をもらえるかもしれませんし、
メールをもらえるかもしれません。
あるいは、みかんがたくさん入った
ダンボールを送ってくるかもしれません。
僕は本来は、お金も含めて、
そーいうものだと思うのです。
さて、
お金がある今の世の中では、
お金に変えてしまった方が
都合が良いこともあるのも事実です。
それに、人の意識が変わっていない
今の世界では、人はどうしても、
「サービスは受けるもの」
という発想がすごく強く出ています。
それは、前回お伝えしたように、
「与える」「共有」という発想ではなく、
「奪う」「もらう」という発想がベースだからですが、
そのために、お金をいただこうとする場合、
僕らは、彼らにはっきりとした
「きっかけ」を準備する必要があります。
それが
「提案」
です。
英語で言えば、offer(オファー)です。
ビジネス(商売)において
提案(オファー)はこれまで蓄積してきた信頼を
お金に変えるために必要な「きっかけ」です。
ですから、あなたがビジネス(商売)を
始めた場合、「提案をする」というのは
あった方が良い行為です。
もちろん、この提案(オファー)が
なくても、仕事が回ってくることはあります。
それこそ、分かりやすいサービス内容を
見えるところにおき、
これまであなたがどんな風に
仕事をしてきたのか?
という考え方がわかり、
どんな風に申し込めば良いか?が
わかるようになっていれば、
あとは、それを求めるお客さんが
いる場所に行き、それらを
見てもらうことができれば、
仕事は一定数くるものです。
そして、それをさらに
爆発的に行動に変化させるのが
「提案(オファー)」
というわけです。
これをやらなくても
信頼をお金に変えることはできますが、
これをやることで、
積極的に信頼をお金に変えることができます。
そして、今、この資本主義では
提案(オファー)をする方が
お金を得やすい状況になります。
これは、
サービスがろくなものでない場合でも
です。
なぜなら、
「提案」とはサービスそのものを
さすわけではありません。
サービスを受けた後に
得られる未来への期待感が
先行するものですから、
極論思考をしてしまえば、
サービスとは切り離されています。
もちろん、本来は
一致している方がベストですし、
期待以上の満足度を提供できるために、
行うのが提案(オファー)です。
ですから、信頼をお金に変えるために
きっかけとして行うという側面もありますが、
それよりは、
提案(オファー)と商品(サービス)の
関係をきちんと理解した上で、
最高の提案ができないか?
これを考えて動く方が、
本来のあり方に近い印象があるなぁとは
思います。
与えても与えても
なんだかうまく行く気がしない、
そんな風に思っているのであれば、
ぜひ一度、「最高の提案」を考えてみてください。
無意識が反転していれば、
より得たい現実に近い未来が
訪れるかもしれません。