ナイトウです。
こんにちは。
誰かにお願いしていた事の
連絡が遅い、あるいは返信がない、
成果物があがってこない、
こういう状況は、比較的よくあることでしょう。
これが仕事で、契約上、納期が遅れている
というのでは、良い話ではありませんが、
それ以外でも、ちょっとした仕事をしていると
誰にでも細かい部分で見落としやミスはあるものです。
そういう場合、僕は仕事を依頼した側が
フォローをしたほうがよいと思っています。
これといって急ぎではないものであれば、
良いかもしれませんが、
確実に終わらせることを考えるなら
フォローをする必要があるでしょう。
何かを依頼したけど、
それでもやらない奴が悪い
この言い分は分からないではありません。
ですが、お願いしていたけど、出来てなかった。
こういうときにダメージを受けるのは、
依頼した側と、そしてプロジェクト全体です。
プロジェクトが比較的大きく、
そして後行程もあるとするなら、
どこかで遅れることで、後行程にしわ寄せがいきます。
チーム戦を意識していない人ほど、
後工程のことを何も考えていなかったりします。
「遅れる奴が悪い。」
そうやって見放すことは、
同時に、後行程の人も見放すことでもある、
と僕は思ってます。
しかも自分が依頼したのであれば、
自分にもある程度、被害がおよぶ可能性はあります。
また全体として見たときに、
誰かの遅れは、後々面倒なことになる可能性が
高くなります。
だから、僕はフォローするまでが
自分の仕事だと思っていますし、
以前いた会社でも当たり前のように、
よく言われていることでした。
「いやいや、フォローすると
焦る人が出てくるから、微妙でしょ。」
なんていう人も出てくるかもしれません。
ですが、それは
フォローの仕方が雑だから出ることだと思うのです。
それこそ、
「まだやってないのか、さっさとやれよ」
なんていう、フォローは
雑な罵倒でしかないわけです。
むしろ、相手のやる気を
出させるフォローや焦りを生まないやり方が
できるはずです。
自分の仕事のこと、
依頼した人のこと、
後工程の人のこと、
プロジェクト全体のこと、
こういうところまで
考えられるようになると、
少しは思いやりのある
優しい仕事ができるんじゃないでしょうか。