こんにちは、ナイトウです。
前回、エンタメ要素、コンテンツ要素のお話の流れを紹介したので、
今回は、インフォ要素のお話の流れを紹介します。
インフォメーション要素の構成
インフォ要素、というと、
看板、広告などのイメージを持ってもらえれば、
と思うんですが、
要するに
「気になってもらう」
ということですね。
「期待させる」
ということでも良いと思います。
そんなインフォ要素ですから、
コピーライティングスキルとしていろんなテクニックが存在します。
例えば、
・QUESTフォーミュラ
・PASONAの法則
・AIDAの法則(映像の場合はAIDMRA)
・GDTの法則
・PPCの法則
などです。
ただ、構成として考えた場合、
QUESTやPASONA、AID(MR)Aがよく表立って使われるものですね。
QUESTとPASONAの違いに関しては、
こちらに端的に解説していた記事があるので、
みていただければ、と思います。
結論から言えば、ターゲットの悩み度合いに応じて、
出だしを変えましょう、という話です。
それは、OATHの法則とも関係してくる話です。
いずれにせよ、すごくざっくり構成をかくと、
・興味から入り
・問題をはっきりと自覚させ、
・その解決策があることを伝え
・限定性などで、行動させる
ということです。
もちろん、間に「興奮させる:Stimulate」項目がQUESTには入ってますが、
それ以外は基本、問題を提起して、解決策を出す、
というだけの構成でシンプルですね。
それこそ、仕事の申し込みページも
シンプルにそれだけで作ってもターゲットさえ間違わなければ、
依頼は来ることもあるでしょう。
あとは、細かい話になってきますが、
丁寧に、その問題を解決できた時の未来を描いたり
(ベネフィットの提示)
問題をさらに、自覚してもらう、
というあぶり出しの部分があったり
をしていけば、あまり難しく考える必要はありません。
(ベネフィットはめちゃくちゃ大事ですけど:笑)
これは、セールスレターなどの文章でも同じことですし、動画でも同じです。
ですから、セールストークとしても使えます。
通販番組で有名な
「ジャパネットたかた」
では、この流れを丁寧に汲んでいます。
暇な時があれば、ぜひ眺めてみると良いです。
ジャパネットたかたの通販。
ちなみに、このコピーライティングの構成は
ナンパとかにも使えるようで、
僕の友人がかなり前に教えてくれました:笑
せっかくなので、過去にメモったものをシェアしますね。
一般的な?デートの誘い方
アンジェリーナさんの趣味や好きなことって何? キャッチ
え?俺も好き。アンジェリーナさんと気が合うね 共感
いつも、アンジェリーナさんは休みの時何してるの? 問題提起
アンジェリーナさん、今度の日曜日って空いてる?
こんな素敵なイベントがあるんだけど? ベネフィットの提示もしよかったら、一緒に行こうよ? 行動の軽い提起
~~もあったり~~が来るみたい 商品説明
20時までには家に帰って来れるし・・ 保証
こんなことや、あんなこともできるよ。 ブレッド
マチルダさんやデュークさんも、
あそこは楽しいって言ってたし・・ 経験者の声じゃ、今度の日曜日は空けといてね。 行動の促し
え?みんな、と一緒なら・・大丈夫? 特典
そういえば、~~walkerにも取り上げられていたよ 追伸
わかった・・・じゃ、決定ね!! 行動の強い促し
デートもセールスレターの書き方と一緒やな!!w
え?予定入った?
彼氏とデート?(´;ω;`)。゚(゚´Д`゚)゚。
だそうです:笑
「無理矢理感あるけど、参考までに・・w」
と言ってましたが・・・。
なんか、使えそうですよね:笑
僕が”ナンパ”という表現を使うなんて
なんか、違和感ありまくりですけど:苦笑
コピーライティングというのはいろんなところに応用が可能です。
で。ここまではセールスレターで
用いられる構成のお話ですよね。
僕はインフォ要素は
「期待させるもの」
という解説をしました。
セールスレターの構成は
「興味を持たせ、問題を意識してもらい、
解決策を提示して、行動してもらう」
という流れです。
“期待させる部分”はどこか?と言うと、
ベネフィットが基本そこに該当して、
もっとも大きな軸はその部分
だと僕は思うのです。
セールスレターでは、
感情を山の頂上まで引っ張りあげることができれば、
あとは、ただ転がっていくだけ、みたいなことが言われたりします。
どういうことかというと、
ベネフィットなどで、その問題が解決した未来や魅力で
ポジティブにはっきりとイメージさせ
期待させることができれば、あとは転がるように
解決策の提示から行動まで進んでくれる、という話ですね。
よくプロダクトローンチの動画で、
魅力やベネフィットばかり語って
なかなか核心には触れられない、
なんてことがよくあるのは、
そういうのが理由でしょう。
この辺りはワサシンがよく
「相手が”欲しい”と言ってから、売れ」
という話とも関連します。
他には、セールスレターでよく言われる
「どれくらいの長さなら大丈夫ですか?」
と同じでしょう。
最後までワクワクしながら
読ませることができるか?
期待させながら、読ませることができるのか?
と言う点さえ、きちんと押さえていれば、
長さなど関係ない、と言う部分でしょう。
(長さが関係ない、と言うとちょっと語弊はあると思うんですが)
ですから、ステップメールやプロダクトローンチでは
「どれだけ期待させることができるのか?」
と言う一点をきちんと押さえつつ、
ターゲットに寄り添えるか?(共感)
がキモになるのかな、と思うのです。
そういう意味で、僕は
「セールスはお祭りみたいなもの」
だと考えています。
言い方を変えれば、
「大事な人に、ドッキリプレゼントを最高の形で渡せるか?」
がセールスだと思うので、
タイミングも、見せ方も重要になってきます。
そうやって考えていけば、
セールスレターと映画の予告編は
かなり近いポジションにあることは
間違いないでしょう。
「映画という最高のプレゼントを
ファンに提供するための、予告編」
と考えれば、同じです。
そして、この2者の違いが
受けるサービスの種類の違いと考えると、
2つに分かれてしまうような気さえしてしまいます。
では、これらは本当に別物なのか?
と言う点で、今後、話をして行きます
そのためには、まずは映画の予告編はどんな風に作られるのか?
これを知らないとわからないことも多いので、
次回は、映画の予告編の構成について触れて行きます。
と言うことで、今回はこの辺で。